アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

齋藤孝の企画塾

齋藤孝の企画塾―これでアイデアがドンドン浮かぶ!

齋藤孝の企画塾―これでアイデアがドンドン浮かぶ!

平成25年1月26日 読了

 

まとめ:

「デザインシート」を使う習慣をつけることで、「企画」として考えやすくなる。

「企画力」は「アレンジする能力」。

「ヴィジョン力」と想像力が必要。

人を喜ばせることを原動力に「企画」を立てる。

 

目次:

第1講 デザインシートを使いこなす

第2講 「企画力」を鍛える~初級編

第3講 「企画力」を鍛える~上級編

第4講 成功した企画のエッセンス

 

キーワード:

「企画」とは現実を動かす力になって、いろいろな人を巻き込み、協力をお願いしながら実現するもの p11

 

「デザインシート」とは何か? p21

・対象ー誰が対象なのか

・タイトル(ネーミング)ーテーマは何か

・ねらいー何のために行うのか

・テキスト(素材)ー材料は何か

・キーワード(コンセプト)ー中心となるコンセプトは何か

・段取りー具体的にどうやって行うのか

・仕込み(裏段取り)ー準備は何をするのか

 

換骨奪胎の技を身につけよう p32

オリジナリティやアイデアとよばれるものは、「アレンジする能力」にほかならない。すなわち、今までのものをどうズラして使うのか、というズラしの能力

 

「頭の中ではもうできている」という「ヴィジョン力」を鍛えるのが、いい企画を立てる重要なキーワード p54

 

「企画力」のある人間は、どんなことでもヴィジュアル化する力が強い人、という共通点がある p56

 

「ヴィジョン力」をつけるにはどうしたらいいか。そのためには、活字を読んで想像力を鍛えるのが基本 p57

 

 「企画力」の中で、非常に重要な能力のひとつが「対話力」。対話ができないと、企画を作る段階で、人のアイデアの組み合わせができない p60

 

需要をくみ取って勝負する。それができれば、必ず受け入れられる素地はある p76

 

王道を全部組み合わせて、自分のテーマに入れ込んでいくのも企画を成功させるひとつのやり方 p92

 

自分が楽しいと思うものを、人が楽しめるだろうか、という観点からものを見ていく p102

 

 身体感覚を手がかりに、いろいろなものを発想していくと、隠れた需要が掘り起こせる p111

 

子供の身体感覚を自分の中にずっと維持し続けている人は、企画に強くなれる p115

 

ひとつ企画を立てたら、必ずもう一本企画を立てておく p120

 

蓄積した経験知を移動させるのが、引き継ぎの本来の意味 p125

 

関数を応用する p134

「何かを入れると、一定の変換で何かが出てくる」という関数の考え方は、企画を考えるときに使える

 

独りよがりの部分をなくしていくのが、企画を成功に導く p142

 

「なぜ企画を立てるのか」というと、人を喜ばせたいから。そこを原動力にして企画を立てる心の習慣が大切 p155

 

これから必要とされる「企画力」は、いわゆるクリエーターと言われる人たちの専門的な能力ではなく、あらゆる領域における「問題解決能力」だととらえる自覚が必要 p198

 

アクションプラン:

「デザインシート」を使う

人を喜ばせることを第一に考えて企画する