東大式 世界を変えるイノベーションのつくりかた
- 作者: 東京大学i.school
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/05/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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平成25年2月5日 読了
まとめ:
東大i.school ー
全学から選抜される20~30人が4チームにわかれ、約5日間のワークショップに参加
イノベーションを生む考え方とそのためのツールを学びながら、テーマに沿った革新的アイデアをつくりあげる
イノベーションへの「道筋」は、「あつめる」「ひきだす」「つくってみる」
人間中心イノベーションー
人間を中心に置いて、”画期的な価値の創出につながる新しい変化”を生み出すこと
目次:
Part1 東大i.schoolってなに?
Part2 イノベーションをみちびく
2-1 あつめる
2-2 ひきだす
2-3 つくってみる
Part3 イノベーションの「場」づくり
Part4 i.schoolと「知の構造化」
キーワード:
人間中心イノベーションとは、人々の生活や価値観を深く洞察し、新製品やサービス、ビジネスモデル、社会システムなどを生み出していくことで、人々のライフスタイルや価値観の変化を誘導するもの
人間を中心に置いて、”画期的な価値の創出につながる新しい変化”を生み出すこと p10
イノベーティブなアイデアは、イノベーティブな情報から生まれる p21
インタビューの3ステップ p31
1.具体的でかんたんな質問から
2.どんどん広げていく
3.深く掘り下げる
インタビューのコツ
”オープンエンドな”質問をしよう
”過去の話”をしてもらおう
”なぜ?”を5回くりかえそう
やってみせてもらおう
描いてみせてもらおう
”独り言”を演じてもらおう
”いけにえコンセプト”を使おう
”素人として”質問しよう
練習してみよう!
未来には「既知の領域」「知らないということを知っている領域」「知らないということすら知らない領域」の3領域が広がっている p45
「スキャニング」 p45
「知らないことすら知らない領域」から複数の「未来」を発想し、そこから「いま」を見るやり方
「インテグレーティブ・シンキング」の4ステップp65
1.要素を抽出する
2.要素どうしの関係性を分析する
3.検討する
4.決定する
ブレインストーミングのルール p77
1.判断は先延ばしにしよう
2.突飛なアイデアを奨励しよう
3.他人のアイデアにアイデアを重ねよう
4.ひとつのテーマにフォーカスを当て続けよう
5.話すときは一度にひとり
6.視覚的に表現しよう
7.量を求めよう
新しいアイデアを生み出すということは、ある「目的」を達成する「手段」を思いつくということ p132
どうしたら新しいアイデアを生み出す力を養うことができるか? p133
まず、新しいアイデアを生み出して、周りからも評価され、自分自身も達成感を味わえるような環境を整えることが重要
成功体験を味わい、どうすればその成功体験を再現することができるのかを知ることによって、新しいアイデアを生み出すことへの自信が芽生えてくる
アクションプラン:
インタビューのコツを実践