知的ストレッチ入門
- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (108件) を見る
平成25年2月19日 読了 50分
まとめ:
知的ストレッチとは、おのれを知って、その弱点をカバーし、得意分野をさらに引き上げるための普遍的な技術。
必ずアウトプットを前提にインプットを行う。
目次:
序章 知的ストレッチとは
第1章 読む―ストレッチ読書術
第2章 構える―ストレッチ書斎術
第3章 考える―ストレッチ検証術
第4章 創る―ストレッチ仕事術
第5章 書く―ストレッチ文章術
第6章 疑う―ストレッチ回避術
第7章 決める―ストレッチ決断術
キーワード:
知的ストレッチの基本3原則 p17
1.インプットは必ずアウトプットを前提にする
2.うまくいった諸先輩の方法をどんどん採り入れる
3.おのれを知る
「方法や技術を発見する能力」自体は、自分で一から生み出すのではなく、盗んだほうが早い p20
知的ストレッチとは、おのれを知って、その弱点をカバーし、得意分野をさらに引き上げるための普遍的な技術 p23
本を読む際に最も重要なのは、実用書にしても専門書にしても学術書にしても、相手がどういう文脈でどういうことを語っているかを、まず正確に読み取ること
まず「素直に正確に読む」ということが読書のイロハのイ p26
本を読むスピードは体験知に比例する p31
理解する能力というのは、体験知に依存するので、1年でも年齢を重ねたほうが確実に高まる
何かについて「考える」というのは、「当面の答えを出す」に至る道程のこと。そして、「考える」を最も効率よくこなす行為が「書く」と「話す」 p87
的確なメモのための3原則 p95
第1原則 「自分の記憶力に対する正確な評価のみが、メモの必要性の度合いを決定する」
第2原則 「重要な情報やアイデアを得たとき、それを忘れるかもしれないと過去の体験から推察される場合は即座にメモをする」
第3原則 「使うことがほぼ確実なものしかメモをしない」
インタビューにおいて意味のある質問というのは、例えば、事前に集めたデータをもとに「こういう仮説を立ててあなたの説を検証してみたところ、あなたの発言には、これこれの矛盾があるのではないですか」というような質問 p109
アウトプットを前提にすることは、仕事の第一条件 p115
あくまで仕事においては、インプットの続きにアウトプットが出てくるのではなく、アウトプットが前提になっていて、そのためにインプットがある
アクションプラン:
アウトプットを前提にインプットを行う意識付けをする