効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/12/14
- メディア: 単行本
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平成25年2月21日 読了 62分
まとめ:
多くの情報の中から、いかに本質を見抜きインプットを行い、インプットした情報をいかに再現性ある形で効率的にアウトプットを行うかの技術を解説。
成果は知識×実行割合×定着率で決まる。
目次:
はじめに 生産性を上げることができた3つの要因
第1章 自分をグーグル化する方法
第2章 情報洪水から1%の本質を見極める技術
第3章 効率が10倍アップするインプットの技術
第4章 成果が10倍になるアウトプットの技術
第5章 知的生産を根底から支える生活習慣の技術
第6章 自分の力が10倍アップする人脈作りの技術
最終章 今日の5つの新しい行動から明日を変える!
キーワード:
知的生産性向上3つの条件 p13
「ITを中心とした技術があって」
「その活用の結果が報酬に結びつき」
「ぜひともそうしなければいけない意欲を持つ」
「情報はお金よりも大事である」
「情報の生かし方次第で、私たちの生産性、すなわち付加価値の量が決まってしまう」 p28
情報入手の効率を上げるために、まず必要なのは「問題意識、すなわち自分のテーマを持つこと」 p32
知的生産のスキル向上に必要不可欠な3つの条件 p58
①原理原則論を学ぶ
②原理原則論に従ったテクニック、すなわちケースを学ぶ
③ケースをお手本に、自分のやり方を施行錯誤して身につける
1%の本質を見極める6つの技術 p64
①「フレームワーク力」をつける
②「ディープスマート力」で経験値を重ねる
③「失敗力」をつける
④「ベスト・プラクティス」の共有で学びを分けてもらう
⑤自分の価値を出せないところはバッサリ捨てる
⑥本代をケチらず良書を読む
「フレームワーク」 p66
「ある目的に沿って整理された思考の枠組み」
どのように情報に対して軸を作り、分類し、場合分けを行い、整理の場所を作るのかがフレームワーク
「ディープスマート力」 p74
フレームワークを超えて、ある分野における長年の経験に基づき、時間をかけて私たちの中に暗黙知をためて、新しい洞察ができるようになること
「自分の五感による実体験」「自分メディア」を増やす p142
情報の「空→雨→傘」 p144
「空」:事実
「雨」:解釈
「傘」:行動
アウトプット力を高める6つの技術 p178
①自分独自のアウトプットを作って、インプット情報を自分で確かめてみる
②自分の学びを言葉で表現してみる
③自分の学びを常に数字に置き換えるクセをつける
④自分の学びから、情報を絞り込み、軸を発見する
⑤自分の学びをブログに統合して表現してみる
⑥自分の学びを本として出版する
絞り込みの技術 p198
①簡略化
②階層化
③フレームワーク化
簡略化がある立体を上から見た図、階層化が横から見た図とした場合、フレームワーク化というのは、簡略化と階層化を合わせて立体にした図
いかにある情報を再現性がある形で分解し、再構築できるかがアウトプットの技術の最大のポイント p201
成果=知識(たくさんの情報を得て新しいことを学んだ事柄)×実行割合(その学びの中から行動に着手した割合)×定着率(着手したもののうち習慣として残った割合) p272
アクションプラン:
得た知識は必ず実行。そして、定着させる努力をする。