『リーダーシップが面白いほど身につく本』
- 作者: 1260
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2010/10/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
平成25年4月14日 読了
まとめ:
リーダーシップの目的は、「目標・課題の達成」と「よりよい人間関係の維持」
目次:
第1章 リーダーシップの基本を学ぶことから始めよう
第2章 コミュニケーション能力はこうして高めよう
第3章 活力ある個別・集団指導法を学ぶ
第4章 部下の悩みを即解決できるリーダーになる
第5章 リーダーの能力開発が部下のやる気に火をつける
キーワード:
リーダーシップの二つの目的と四つの機能 p20
目的の一つは「目標・課題の達成」
そのための機能は「要望すること」と「知らせること」
目的の二つ目は「よりよい人間関係の維持」
そのための機能は「共感すること」と「信頼させること」
コミュニケーションは3つのクイックで勝負する p69
3つのクイック
①クイック・レスポンス
打てば響くような迅速な応答
②クイック・フィードバック
スピーディーな判断と指示・伝達
③クイック・アクション
気がついたら即実行
自律した職業人なら六つの責任を徹底している p120
①指示・命令を受ける責任
②業務を正しく、早く、納期を守って効率的に遂行する責任
③よくない事実について、直ちに報告する責任
④人の好き嫌いを言わずに、チームの一員として協力し合っていく責任
⑤ルール尊重と守秘義務の責任
⑥顧客に喜んでもらうために、よい成果を出す責任
創造人間になるポイント p135
基本 伝統的な考え方にとらわれてはいけない
ポイント1 アイデアに対して、感受性に富んだ人間になること
ポイント2 実験的人間になること
ポイント3 後退的ではなく、前進的であること
アクションプラン:
3つのクイックを実行する
クイック・レスポンス、クイック・フィードバック、クイック・アクション
リーダーは目標を明確にし、達成することが求められる。
しかし、目標を達成するのは、リーダーひとりの力ではない。
クライエントを含む他職種や家族とのチームの中でリーダーになるのは誰か。
リーダーが誰かというよりは、むしろ、それぞれがそれぞれの専門的な立場で最善の方法を提案し合うことが大切。
そういう意味ではひとりひとりがリーダーであり、チームの一員でもある。
そのためによりよい人間関係の維持が必要になる。