『仕事が速くなるプロの整理術』
- 作者: 吉越浩一郎
- 出版社/メーカー: 日経BP出版センター
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: 単行本
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平成25年4月24日 読了 30分
まとめ:
整理術の4つの枠組み
・A4の紙は、アナログ形式で情報を整理する機能的なツールである。
・Gメールとグーグルカレンダーは、デジタル形式で情報を管理する協力なツールである。
・iPhoneはデジタル情報をチェックする上で、便利なツールである。
・A4の紙とiPhoneを組み合わせることによって、情報を網羅的に扱うことができる。
目次:
はじめに
PART1 整理術の基礎
「情報整理バブル」から抜け出し、実用的でシンプルな仕組みを作る
PART2 メリタ式の書類整理術
「やるべきこと」をA4の紙で一元管理する
PART3 図とイラストの描き方
「伝えるべきこと」を図解してロジカルに仕事を進める
PART4 アナログとデジタルの融合
GメールとグーグルカレンダーにiPhoneからアクセスする
PART5 整理術を活かす働き方
「質問」で行動を整理する
キーワード:
紙の使う目的と方法を明確にする p32
①紙のサイズをA4に統一する
②受け取ったメールなどの「気になるもの」は必ずプリントする
③「気づいたこと」「気になったこと」を書く
④クリアファイルに入れて、関連する書類をまとめる
⑤「デッドライン」の日付を基準にして整理保存する
⑥仕事が終了したら、その書類は破棄する
5色のクリアファイルで分類 p54
赤は「緊急」の書類を入れます。
緑は「定期的」な案件に使います。
オレンジ色は「スケジュールにかかわるもの」を入れます。
黄は「秘書向け」に使います。
この四つに入らない通常業務の案件は「無色」のクリアファイルに入れます。
この色分けによって、「どんな案件か」をひと目で判断できます。
「分かりやすく」というのは、すべての物事の大原則だと思います。ビジネスでは特に、分かりやすさは重要です。 p67
図解の具体例―ビジネス成功の三つの鉄則 p110
①「仕組みづくりで成果を伸ばす」
②成果を無限に伸ばすためには「デッドライン管理」が効果的
③「60%OKなら次の一歩を進める」
整理術を活かしてスピーディに働くには、ロジカルに考える習慣をつけることが大切 p178
仕事はゲーム。「勝つと面白い」という気持ちにさせる p191
「誰が・何を・いつまでに」を決めてスピーディに問題解決する p194
大事なのは起きてしまったトラブルを隠さず、緊急対策、再発防止策、そして横展開を全社的に広げていくことです。その方法を繰り返し行うことが、会社が伸びる条件の一つだと思います。 p214
部下の意見に耳を傾けつつも、それは参考程度にとどめ、自分の責任において迅速に意思決定を行う。それがリーダーだと思います。 p234
アクションプラン:
「誰が・何を・いつまでに」を決める