『自分でやった方が早い病』
- 作者: 小倉広
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/05/25
- メディア: 新書
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平成25年5月10日 読了 42分
まとめ:
自分でやったほうが早い病を克服する、ということは、「自分の力だけで自分だけが成功する」のではなく「みんなの力でみんなで幸せになる」ということ
人生全体を見渡して、長い目で見れば、「自分でやった方が早い」という考えほど非効率的で不幸なことはない
目次:
はじめに 「自分でやった方が早い」という病の恐ろしさ
第1章 病が進行すると「孤独な成功者」になる
第2章 病を克服すると「幸せな成功者」になれる
第3章 病の根本にある「自分さえよければ」という考え方
第4章 「自分でやった方が早い病」への処方箋
第5章 「自分でやった方が早い病」が再発しないために
おわりに 「自分でやった方が早い」の正体は「自分でやった方が遅い」
キーワード:
他の人に任せられない、お願いできない、というのは、他人を信頼していない証拠ですし、逆に信頼されていない、ということ p35
うまくいかない原因を他人のせい、環境のせいにしている。問題を他人のせいにすることで、自分を肯定している p42
今いるメンバーが現時点でのベストメンバー p50
会社の経営には二つの車輪がある p62
「外部環境適応」と「内部組織統合」
「外部環境適応」:外部環境に適応しながら、あらゆるものを変えて、ビジネスを生きながらえさせる
「内部組織統合」:外部環境に適応するためには、必ず人が動く必要がある。外部環境に合わせて人を動かすためには、内部組織の統合が不可欠
一人の百歩よりも、百人の一歩のほうが、両輪がうまく回る仕組みになっている
自分でやったほうが早い病を克服する、ということは、「自分の力だけで自分だけが成功する」のではなく「みんなの力でみんなで幸せになる」ということ p67
「情けは人の為ならず」 p82
本当の意味は、「情けをかけるのは人のためにではなく、自分のためである」
さらに私は「自分に戻ってくるかどうかに関係なく、人に優しくしたら、その瞬間に自分の心の満足が得られる」と解釈しています
自分自身が最高の模範を示すことが最上級のリーダーシップ p95
ウィリアム・ジェームスの言葉 p165
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。
人生全体を見渡して、長い目で見れば、「自分でやった方が早い」という考えほど非効率的で不幸なことはない p195
アクションプラン:
自分自身が最高の模範を示せるように動く