『ホレンソウはいらない!』
ホウレンソウはいらない!―ガラパゴス上司にならないための10の法則
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2011/11/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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平成25年5月22日 読了 30分
まとめ:
変化に対応できる者だけが生き延びる。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」―自然科学者ダーウィン
目次:
CHAPTER1 ガラパゴスマネージャーになるな!
CHAPTER2 変化の時代―マネージャーのサバイバル・スキル
CHAPTER3 フレームワーク仕事術への進化
CHAPTER4 フレームワーク仕事術のメリット
CHAPTER5 クラウドでフレームワークを実践する
キーワード:
ガラパゴス化しないために、マネージャーに求められる3つの進化 p33
1 非クリエイティブ仕事術
―非クリエイティブ、クリエイティブを分ける
2 コミュニケーション術
―ロジカルな対応
3 IT活用術
―クラウド、モバイル
部下にいかに力を出してもらうか、メンバーの力をどう発揮させるかという点はクリエイティブな仕事ですが、進捗状況の確認、訪問している営業件数、スケジュール管理やタスク管理などのチェックは非クリエイティブな仕事です p36
ミーティングとは本来、何かをつくり出すため、意志決定をするため、たくさんのオプションの中からどれを選ぶかなど、未来をつくっていくための議論をする場 p45
これからのプレイングマネージャーに必要になってくるスキル p48
1.過去のことをできるだけやらないようにする
2.仕事を分析して体系化させ、みんなに基本的な武器、ナレッジをもたせることによって平均レベルを上げて、そこからスタートする
体系立ててフレームをつくってあげ、そこに自分で読むなり工夫するなりして応用するための材料を入れていけば、チーム全体のスタートラインがワンランクアップする p56
マネージャーに必要なコミュニケーション3STEP p68
1.「なぜこれをやらなければならないのか」という仕事の目的や、全体像を伝えなければならない
2.しっかり進捗状況をフォローしなければならない
3.やり方やフレームワークを明確にし、いつまでにどのような成果物が必要なのかを説明してあげなければならない
「2対6対2の法則」 p73
2割は何も言わなくても動くセルフスターターの社員、2割は上司がどんなに工夫してもやらない社員、残りの6割はそのどちらにでもなり得る社員
「できる2割の社員を思いきり育てれば、この2割がどちらにでもなる6割の社員に影響し、全体がレベルアップできる」 p74
フレームワーク仕事術6つのスキル p96
1 時間投資でストック型スキルをつくる(非クリエイティブな仕事のフレーム化)
2 チームで共有する力
3 情報を蓄積する力
4 情報を活用する力
5 若手部下とのコミュニケーション力(論理的思考、伝達力)
6 仕事の全体像をつかむ力
全体像を把握したうえで課題を割り振るということは当たり前のことで、ある意味、価値観が違う者同士でうまくやっていくためには、当然、そのようなやり方に変えていかなければならない p108
アクションプラン:
やり方やフレームワークを明確にする