『聴き上手が人を動かす』
- 作者: 清水隆一
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2008/03/15
- メディア: 新書
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平成25年5月29日 読了 40分
まとめ:
「経過を観て、褒めて、行動を促す」
一人ひとりの良いところだけをピックアップして伸ばす。
そのために共通認識を持って、考え工夫する環境を作る。
目次:
まえがき
第1章 「人を動かす」ための3つの原則
法則1 観る
法則2 聴く
法則3 行動を促す
第2章 ”気づき”に至るまで―試行錯誤から成功へ
第3章 実践パターン・10の実例
あとがき
キーワード:
とにかく人の上に立つ者が積極的に「傾聴」するときは、”最後まで否定せずに聴く”ことが肝心 p65
オープンクエスチョンで質問され、たくさん話をすることで、頭のなかに自分の考えが言語スピードに落とされ、自分の言葉を自分で聴く「オートクライン」という現象が起きる。その結果、「気づき」や「発散」が起きたり、話を聴いてもらった安心感から相手を信頼したりすることにつながる p70
人の上に立つ者の仕事と役割は、下の者が生き生きと自主性を持って行動することができる「環境作り」 p99
共通認識、つまりルールや基本となる「幹」はティーチングして、考え工夫する環境を作る。そして、コーチングによって、まるで木が枝葉を伸ばすかのように自分から行動してもらうことが、指導者だけでなく、上司や先生といった上に立つ者の仕事 p185
アクションプラン:
経過をよく観察して積極的に褒める