『つねに結果を出す人の「勉強脳」のつくり方』
- 作者: イシヒョン
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2012/12
- メディア: 単行本
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平成25年6月6日 読了 50分
まとめ:
脳科学を知れば勉強が楽になる。
目次:
プロローグ ― 武器としての脳科学
第1章 大人になってからの勉強が本物だ
第2章 脳科学が教える勉強脳のつくり方
第3章 科学的に自分を変える潜在意識活用法
第4章 勉強テクニシャンの8つの必殺技
第5章 不況に動じない「創材」へと生まれ変われ
エピローグ ― 貧困な脳 vs 裕福な脳
キーワード:
3日間ずつを10回反復すれば、脳はいつの間にか勉強に適応するようになります。 p10
創造的活動だけが、今という時代を生き残る道だ。創造的活動がなければ個人の健康や成功もなく、国際的な競争力も持ち得ない。これからは「創造的活動こそが生活」という、価値ある人生を生きる時なのだ。 p22
ソーク医学研究所の発表を忘れてはならない。年齢に関係なく、勉強を続ければ海馬の神経細胞は増殖する。 p38
脳は新しい学習を好む。
行動→保守物質→反復→習慣→熟達→向上→達成→称賛
これは学習において、とても重要な脳のメカニズムだ。 p44
最適な脳コンディションをつくってくれるのはセロトニンだ。勉強ホルモンと言っても良い。 p60
セロトニンを分泌を増やすための5つの方法 p61
1.よく噛んで食べる
2.腹の底から深呼吸する
3.車を使わず楽しく歩く
4.体と心で人を愛する
5.集団で楽しく暮らす
セロトニンがもっとも盛んに分泌される時間は20~30分。私たちが奇抜なアイデアを出せたり、創造的で理性的な判断が下せたりできるように、脳が働いてくれる時間も30分間だ。このとき集中力は最高潮に達する。
脳科学が証明する勝負の30分間、私たちはこの時を狙うべきなのだ。 p69
いろんなことを勉強して記憶しながら、潜在意識の中の倉庫を満たす。そして、脳が楽しくなるように促す。さらには成功のイメージを描く。これらはすべて私たちが意識的に行わなければできないことだ。その後にやるべきことは、待機である。 p109
勉強は、1.頭で情報を集めて分析すること、2.情報の妥当性と必要性を判断して自分のものにすること、3.情報を適切なエネルギーに変えて使うことのすべてを合わせたものだ。統括性知能に優れた大人のほうが勉強できる理由は、そこにある。 p129
自分の知識を使って批判・補完して、新しく編集・要約したものをインプットして、記憶倉庫に貯蔵しよう。これがクリエイティヴ・リーディング(Creative Reading)、クリエイティブ・リスニング(Creative Listening)という創造的なインプットだ。 p165
誰にでも美点知能がある p213
ガードナーの多元的知能
体・運動的知能
人間関係的知能
内省的知能
論理・数学的知能
言語的知能
空間的知能
音楽的知能
博物学的知能
「自分の美点知能は何か」を知ることが、効率的な勉強の第一歩だ。
アクションプラン:
自分の美点知能を知る