『情報は「整理」しないで捨てなさい』
- 作者: 奥野宣之
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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平成25年6月22日 読了 45分
まとめ:
大量の情報の中から、自分にとって「使えない部分」をどんどん捨てて、目の前から消し去る。反対に「使える部分」は、アイデアの材料としてじっくり料理する。
この技術こそ、「戦略的インプット」。
「大量の情報に触れた瞬間、余計なものを見抜き、きれいさっぱり捨て、それ以外の勘所をつかんで拾い上げる」という「集めた情報を整理する以前のテクニック」。
目次:
序章 大事なのは「情報の入り口戦略」
第1章 捨てる勇気を持とう ―「普通じゃないアウトプット」のために
第2章 情報を見逃さない力を身に付ける
第3章 捨ててはいけない情報にアクセスする技術
第4章 「使える情報」「捨てる情報」を即決するルール
第5章 情報の捨て方、拾い方
あとがき
キーワード:
選んで拾うためには、必ず「捨てること」が必要 p35
「戦略的インプット」は、情報を大量に集める技術でななく、余計な情報を捨てて、使える情報だけに自分の頭で向き合うための技術 p45
シャワーのように浴びるさまざまな情報に、
・どんな目で見るか
・どうその価値を判断するか
・どう拾い上げるか
・どう無視するか
・どう二度と入ってこないようにするか
といった戦略性を持って向き合っていく。その積み重ねが、大切 p59
戦略的インプット 4つのフロー p65
1.目をつくる
2.広く情報に触れる
3.使えるかを判断する
4.捨てる・拾う
軍事分野では、一次情報を「インフォメーション」と呼び、それに分析や評価を加えた二次情報を「インテリジェンス」と呼んで区別しています p134
アクションプラン:
情報を入手したその場で、捨てるか・拾うか判断する