アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

『佐藤可士和の超整理術』

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)

平成25年7月2日 読了 55分

 

まとめ:

 問題解決のための手がかりは必ず、対象のなかにある。優れた視点で対象を整理すれば、解決に向けての方向が明確になる。答えは、目の前にある。 p218

 

目次:

まえがき

1章 問題解決のための”超”整理術

2章 すべては整理から始まる

3章 レベル1「空間」の整理術―プライオリティをつける

4章 レベル2「情報」の整理術ー独自の視点を導入する

5章 レベル3「思考」の整理術―思考を情報化する

6章 整理術は、新しいアイデアの扉を開く

あとがき

 

キーワード:

答えはいるも、自分ではなく相手のなかにある。それをうまく引き出すために、相手の思いを整理するということが、すごく重要になってくる p29

 

多くの人は、自分の目の届く限られたごく範囲内で現実を理解し、あまり疑問をもたず、世の中をシンプルに捉えているのではないかと思います。まず、こうした状況に危機感をもつことが、問題解決への第一歩となるのです。 p41

 

状況把握・視点導入・課題設定の順位に進める p47

1.状況把握/対象(クライアント)を問診して、現状に関する情報を得る。

2.視点導入/情報に、ある視点を持ち込んで並び替え、問題の本質を突きとめる。

3.課題設定/問題解決のために、クリアすべき課題を設定する。

 

”空間”の整理術は、年末の大掃除のような義務感や、しようがないという気持ちで取り組むのはおすすめしません。整理することは、仕事の精度アップに直結する―こうしたポジティブな目的のもとに、積極的な気持ちで取り組んでください。 p70

 

いらないと判断できるものが確定したら、思い切って捨てる。”捨てる”ことは、整理術に欠かせない手法のひとつです。難しいことではありますが、これを乗り越えることができれば、非常に重要なワザを取得したことになる。不安を取り払って、捨てる勇気をもつことができれば、大きな一歩を踏み出せるのです。 p81

 

大切なものの見極めを、身体で覚える p111

1.前提として、”すっきりした空間を作ることで仕事の効率が上がり、リスク回避になる”というポジティブな目標をもつこと。

2.整理とは、自分のなかの不安や”とりあえず”との闘い。それに打ち勝つためには、”捨てる”勇気が必要。捨てるモノを決めるためには、プライオリティをつけることが不可欠。厳しく自問自答して、下位のものは時間軸で区切って処分するといい。

3.せっかく整理したものを再び増やさないためにも、定期的な見直し(アップデート)が欠かせない。メールなど、放っておくだけで増えていくものは、その場で処理することが大切。

4.目の前の作業環境をすっきりさせておくために、モノは常に定位置に置き、使ったらすぐ戻すこと。すぐに整理できないモノの避難場所となる、フリースペースを設けておくのも便利。

5.わかりやすく分類するために、フレームを決めてフォーマットを統一する。こうすれば、さまざまな種類のものがすっきり片づくうえに、シンプルなシステムなので把握もしやすくなる。

 

伝えるということは、本当に難しい。情報をどう整理するかによって、相手に伝わる精度は格段に違ってきます。その際にいちばん大切なのが、自分なりの視点を持ち込んできっちり筋を通すこと。大切な情報をしっかり見極め、情報同士の因果関係をクリアにしていくことで、進むべき道が見えてくるのです。つまり、情報の整理とは、視点を導入して問題の本質に迫ることで、真の問題解決を行うためのものなのです。 p116

 

相手の立場に立ち、相手がもっている材料のなかから、魅力を最大限に引き出すという姿勢で臨まなければ、クライアントの問題を解決することはできません。 p128

 

引いた立場から状況を客観視すると、思いのほか冷静になれる。結果として、相手の立場にスムーズに立てるようになれると思うのです。 p128

 

自分の考えだけでなく、相手の考えもきちんと整理して理解することができれば、コミュニケーションの精度も格段にアップします。つまり、抽象的だった思考が、明確な情報としてやりとりされることになる。そう、思考の整理のポイントは、思考を情報化していくことなのです。 p154

 

「他人事を自分事にする」 p172

これは思考の整理で非常に大切なポイントです。あいまいなものを情報にして、さらには問題点を見出して解決していくわけですから、自分との接点を見出さないと実感が湧かず、目指すビジョンも空々しいものになってしまう。これは、決してエゴを持ち込むことではありません。自分勝手なイメージを作り上げるのではなく、対象のなかから本質を導き出すというアプローチだからこそ、いかに自分のモチベーションを上げていくかが大事になってくるのです。ですから、対象をねじ曲げて自分に引き寄せるのではなく、対象と自分との接点に近づいていくことでリアリティが生まれるのです。

 

「何のために捨てるのか?」といえば、本当に大事なものを決めるため。そして、大事なものをより大切に扱うためなのです。こうした目的を意識していないと、整理の方向性がブレてしまいます。 p213

 

アクションプラン:

「他人事を自分事にする」

 

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