『デキる人の脳』
- 作者: ノア・セント・ジョン,本田直之
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2009/07/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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平成25年8月23日 読了 39分
まとめ:
成功のステップは、まず「自分を信じてくれる人」、次に「人を信じることのできる自分」、最後に「自分を信じることのできる自分」をつくること
目次:
訳者のことば 成功するヒトの「脳のしくみ」が一冊でわかってしまう!―本田直之
1 三%の人だけが知っている「脳」と「心」の活かし方
2 ステップ1 頭のいい人が習慣にしている「脳を元気にする質問」
3 ステップ2 あなたを大きく成長させる「マインドの高い人々」
4 ステップ3 毎日をラクに、生産的に過ごす「5つのしくみ」
5 ステップ4 脳の力を高める「オフタイム」のつくり方・使い方
6 ステップ5 人間関係のストレスを減らす「シンプルな考え方」
7 ステップ6 本当に大切なものを手に入れる「ノーと言える力」
8 ステップ7 デキる人が実践している「脳を熱中させる方法」
おわりに 今日から「思いどおりの人生」が始まる!
キーワード:
頭の中にはこの「やってみよう」と「やめていこう」の天秤があって、いつ何を思いついたとしても、得られる「利益」と「代価」を、絶えず秤にかけているのです。 p22
問題は、「成功法」を知らないことではなく、この「やめておこうかな」という気持ち p31
必要なのは「言い聞かせること」ではなく、「質問を投げかけること」―そうすれば、思考の自然なプロセスによって、前向きな考えが生まれてきます。 p51
一日三分、くり返し自分に「いい質問」をする p56
「アフォーメーション」
1 自分の望みを明確にする
2 望みが叶っていると仮定して自分に問いかける
3 プラスの質問をして答えを待つ
4 前向きな仮定に基づいて行動する
脳科学の分野からいうと、人間の脳というのは、質問されることを好む性質があるそうです。質問されることで、脳は考え、活性化するのです。 p66
「優しい鏡」の法則 p70
成功へのステップで必要なのは、
1 まず「自分を信じてくれる人」
2 次に「人を信じることのできる自分」
3 最後に「自分を信じることのできる自分」です。
「優しい鏡」とは、あなたを信じて支えてくれる人のこと。
その人が最初のステップとなって「心のブレーキ」を外すことができます。
自分で自分の瞳を見ることができないように、自分ひとりでは自分の価値をすべて理解することはできません。
収入、心、体にまで影響している「5つのしくみ」 p98
しくみ1―人
しくみ2―活動
しくみ3―環境
しくみ4―内省
しくみ5―合理化
しくみ1―人 p100
人のしくみをうまく機能させるには、次の5つの行動がポイントです。
1 人を認める
自分が「認められる」より、先に「相手を認める」ことができる人は、私の見たところ大変希少です。
もしもあなたがそのうちの一人になれたなら、人のしくみの基礎は完璧といえます。
2 人にお願いする
人にスムーズにお願いするには、いつも相手の利益になるような提案をすることです。
3 人を受け入れる
「人は差し出された好意を、素直に受け入れることができない」
人の助けを受け入れるのに特にコツはありません。
もう差し伸べられた手を振りほどくのはやめて、ホッと息を吐いて「ありがとう」と言うだけで、人を受け入れられることができます。
4 人に示す
自分が何かを変えた、自分か人の役に立ったと感じることが、大金を手にすることより重要なのです。
5 アフォーメーションを実践する
自分に問いかけ、脳に答えを探してもらい、それによって今までの半分の努力でスピーディに目標が達成できます。
できないことを「できない」と言うのは、自分だけでなく相手を大切にすることでもあり、うまく断ることができれば、自分の時間も相手との関係も守ることができます。 p186
「過去と現在と未来に、プラスの評価を下せば幸せになる」
「過去と現在と未来に、マイナスの評価を下せば不幸せになる」 p206
アクションプラン:
アフォーメーションを繰り返してみる