『仕事の9割は世間話』
- 作者: 高城幸司
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/05/09
- メディア: 新書
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平成25年9月5日 読了 25分
まとめ:
目的のある世間話を最初にすることで、人間関係がうまくいく。
世間話をするには相手に合わせた準備が必要。
目次:
はじめに
序章 なぜ、世間話が大切なのか
第1章 人間関係は世間から始まる
第2章 お天気ばかりが世間話ではない こんな人の世間話はNG
第3章 世間話には「狙い」が必要
第4章 では、何を話題にすればいいのか?
第5章 うまくいく世間話のための段取り
おわりに
キーワード:
本題につなげる意図が明確にある世間話ならば、限りなく仕事に有効です。極論を言えば、「本題につなげる意図がある」=世間話、「本題につなげる意図がない」=無駄話なのです。 p22
世間話は「狙い=目的」が必要 p42
・ラポール構築(話を聞きたくなる場づくり)
・本心を聞き出す(悩みや文句、要望など)
・トスアップ(本題の重要性を認識させる)
という3つの「狙い」を設定します。この「狙い」に向けて話題を提供します。そして、仕事の本題にバトンタッチしていきます。ここで世間話のお役は御免となります。 p44
世間話を仕掛ける5つの狙い p140
①信頼構築―「任せても大丈夫」「一緒に仕事したい」と好意を抱かせる
②情報収集―「キーマン」「ボトルネック」「優先課題」など隠れた情報を聞き出す
③気分転換―「前の仕事」「気になること」から気持ちを切り替えさせる
④肯定的な状況―「前向き」「やる気」が高まり、何事もイエスと思える気分にする
⑤刷り込み―本題で伝えたい趣旨を事前に認識させる
世間話の準備で大事なのは「何を話すか?」ではなく「何を聞くか?」。これまで書いたきたように質問をきっかけに世間話は展開していきます。だから、話題の合間に切り出す質問項目をしっかりと準備しておく必要があります。 p199
アクションプラン:
目的のある世間話をする