アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

『「脳の鍛え方」入門』

「脳の鍛え方」入門―40歳を超えてから頭は良くなる! (PRESIDENT BOOKS)

「脳の鍛え方」入門―40歳を超えてから頭は良くなる! (PRESIDENT BOOKS)

平成25年9月21日 読了 40分

 

まとめ:

人間が成長するために必要なことは、「やろう!」と”意図する”こと

手続き記憶は”べき乗(累積)”で増える

「論理的に説明をする」とは、「相手の頭の中で話が繋がるように、相手の疑問に答えること」

 

目次:

第1章 「結果を出す人」の脳の秘密

第2章 「ビジネス脳」の鍛え方

第3章 「マンネリ脳」に効く処方箋

 

キーワード:

実証!40歳を超えてから「頭はよくなる」 池谷裕二

たとえ一カ月後にやればよいような仕事であっても、前もってチラリと書類に目を通しておくのです。

すると、一カ月たって、いざ仕事の締め切りがきたとき、不思議なことに、何の抵抗感もなくその仕事に取りかかることができるはずです。なぜなら一カ月の間、あなたは無意識の領域でしっかりとその仕事を処理していたからです。

ほんの五分でいいから一カ月先に締め切りを迎える仕事の書類に目を通す時間をつくる。そしてそのまま、その仕事は保留にしておく。このように無意識の領域にいわば”宿題”を与えてやるだけで、無意識は、私たちが意識しないところで働いているのです。 p17

 

人間が成長するために必要なことは、たったひとつしかないことがわかります。それは「やろう!」と”意図する”ことです。

脳には「側坐核」という部位があります。側坐核はやる気を生み出す部位であり、アセチルコリンというやる気のもととなる神経伝達物質を出します。では、どうすればアセチルコリンが出るかといえば、側坐核が興奮すれば出ます。

では側坐核を興奮させるにはどうすればいいかというと、仕事なり勉強なりを実際にやり始めるしかないのです。やっているうちに側坐核が興奮して、本当にやる気が出てくるのです。これは「作業興奮」という現象ですが、意図することの重要性は、この作業興奮からも説明することができるでしょう。 p27

 

手続き記憶は”べき乗(累積)”で増えるという性質を持っています。Aを覚え、次にBを覚えると、A、Bそれぞれの手続き記憶が相乗作用を起こして、それぞれの理解を一層深めます。これを「事象の連合」と言います。

この事象の連合が起きると、二つ覚えたことが四つ(二の二乗)になり、次には八つ(二の三乗)になるというように、勉強の成果が幾何級数的なカーブを描いて上昇します。

つまり、凡人でもたゆまぬ努力を続けていれば、爆発的に能力がアップする瞬間が必ずやってくるのです。 p28

 

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「論理的な人になる」二つのスキル・五つのステップ

実証!見えない答えが見える「思考プロセス」 高田貴久

「論理的に説明をする」とは一体どのように説明をすることを指すのだろうか。これは簡単に言ってしまえば、「相手の頭の中で話が繋がるように、相手の疑問に答えること」である。この状態をつくり出すためには定石がある。「縦の論理」「横の論理」という二つのスキルと、「目的・論点・仮説・検証・示唆」という五つのステップだ。 p174

 

人が納得しないときの反応は二つだけ p174

「本当にそうなの?」と「それだけなの?」

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「本当にそうなの?」とは、「こうで、こうで、だからこうなる」という直列方向の因果関係、すなわち「縦の論理」が繋がっておらず「話が飛んでいる」場合の反応である。

一方「それだけなの?」とは、「これと、これと、これだ」という並列方向の広がり、すなわち「横の論理」が繋がっておらず「話が抜けている」場合の反応だ。

「縦の論理」を繋ぐうえで最も重要なのは、「論理の歩幅を考える」ということである。人はそれぞれ、どのぐらいの細かさで物事を理解するのかという「歩幅」が異なっている。「本当にそうなの?」と言われないためには、相手の「歩幅」にあわせて話をすることが必要だ。

「横の論理」を繋ぐうえで最も重要なのは、「目線の位置」をあわせることだ。人はそれぞれ、どのぐらいの位置から物事を俯瞰するのかという「目線の位置」が異なっている。「それだけなの?」と言われないためには、横方向の広がりをカバーする必要がある。この広がりを考えるうえでは、相手と「目線の位置」をあわせることが大切だ。

 

いくら論理的に説明をしたところで、相手が何に関心を持っているのか、つまり会話の「論点」がわからなければ、要領を得た返答はできないのだ。大事なのは「自分の意見の主張」ではなく「相手の疑問への答え」なのである。 p180

 

アクションプラン:

「縦の論理」「横の論理」という二つのスキルと、「目的・論点・仮説・検証・示唆」という五つのステップで考える

 

 

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