アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

『必ず最善の答えが見つかるクリエイティブ・チョイス』

 

 

必ず最善の答えが見つかる クリエイティブ・チョイス

必ず最善の答えが見つかる クリエイティブ・チョイス

 

 平成25年11月1日 読了 50分

 

まとめ:

「創造的な選択」とは、目的と手段を繰り返し問い直すプロセス。

 

目次:

序章 答えはイエスとノーだけではない

第1章 【第一の原則 目的】「おもいきって」かつ「個人的な」目的を立てる

第2章 【第二の原則 手段】「論理的に」かつ「直感で」選択肢を広げる

第3章 【第三の原則 試行】「偶然を求めて」かつ「勇気を出して」踏み出す

第4章 【第四の原則 自得】「楽しみながら」かつ「終わらない」物語を創る

第5章 答えは「目的」が教えてくれる

 

キーワード:

選択というダイナミックなプロセスを目に見えるように整理できれば、これまで「なんとなく」だった選択に自分の意志を反映していける。その積み重ねが、自他共に認める「創造的な選択」につながっていくのではないか。 p28

 

「創造的な選択」とは、目的と手段を繰り返し問い直すプロセスです。 p33

 

「創造的な選択」をはばむ三つの心理的傾向 p38

・われわれは矛盾にぶつかると、それを減らすように選択肢を絞り込みがちである。

・われわれは、過去の選択と矛盾しないような保守的な選択をしがちである。

・われわれは多くの選択肢を持つと、選択を先送りしがちである。

 

どうしたら、数あるチャレンジ島の中から「これだ!」と思える島を見つけられるか?

答えは、チャレンジを「我がこと」すなわち「自分の人生にとって重要な意味を持つこと」にすることです。 p60

 

目的 = 北極星 + まだ見ぬ島

   = 「なぜそれを目的とするのか?」+「どんな状態が理想なのか?」

   = 価値観 + ビジョン p63

 

自分の「情熱」を注げることに「能力」を発揮して「価値」を認めてもらう。それが好循環を形成する。そのような好循環の弾み車が回っている状態が「まだ見ぬ島」であり、弾み車の揺るがぬ中心が「北極星」です。 p64

 

聞き手が語り手の問題意識を「我がこと」として感じたとき、聞き手は語り手に「共感」します。聞き手が、この「我がこと」は「皆のこと」でもあると感じたとき、聞き手は語り手の「大義」を感じます。このようにして、聞き手は語り手個人の問題意識が社会的・事業的なインパクトを生み出し得ることに気がつくのです。 p69

 

自分のやりたいことを突き詰めていくと、それが自分の中では完結しないことに気づく。やりたいことに挑戦し、他人に認めてもらったり感謝されたりするサイクルに生きていく中で、自分より大きな何かに貢献することが、究極の快楽であることを知る。つまり究極の自利とは、利他である。 p75

 

「具体的な選択肢を試してみないと目的を明確にすることができない」 p119

 

選択肢の実行可能性を評価する二つの問い p126

・その選択肢を選ぶことで、【結果のいかんにかかわらず】得られるものがあるか?

 それは何か?

・その選択肢を選んだ場合の最悪の結果を想像せよ。そこからの次の一手は何か?

 

勇気というスキルを高める一つの方法は「小さなチャレンジに分解し、試していく」やり方を磨くこと p141

 

「試し、学んだことを材料に物語を書き直す努力をしているうちに、たとえ目的地は見えなくても、進むべき方向は見えてくる」 p188

 

アクションプラン:

目的の目的の目的を考えて選択肢を試すことを繰り返す