アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

『2分以内で仕事は決断しなさい』

 

2分以内で仕事は決断しなさい

2分以内で仕事は決断しなさい

 

 平成25年12月1日 読了 51分

 

まとめ:

デッドラインを設定し、仕事のスピードを上げる。

会議を通して、同じ情報を共有し、決断のスピードを上げる。

会議を通して、コミュニケーションを図り、同じ認識を持つ。

今の仕事がどんな利益につながるか考える。

会社組織は、「競争」「共生」「我慢」。

 

目次:

はじめに

第1章 スピードのない会社は生き残れない

第2章 会議でスピードは速くなる

第3章 利益を生み出す「ムダ取り仕事術」

第4章 仕事お100倍面白くする方法

第5章 デキる社員は勝手に育つ

第6章 利益を生む組織を作りなさい

 

キーワード:

仕事のスピードを上げるには、「いつでもできる」という状況を意図的になくしてしまわなければなりません。

そこで重要になるのがデッドラインの設定です。いつやってもいい仕事も、デッドラインをギリギリに設定し、いますぐやらなければいけない状況に持っていく。そうすれば、スタートは必然的に早くなります。 p17

 

そもそも会議はいったい何のために行なうのでしょうか。会議の目的は、「誰が」、「何を」、「いつまでにどうやるか」を決めることです。 p43

 

会議を通して、社員全員が同じ情報を共有する。これはスピードを上げるために非常に重要なことです。

なぜ同じ情報を持つと、仕事のスピードが速くなるのか。

それは同じ情報を深く知れば知るほど、人は同じ判断をし、同じ結論に達するからです。同じ結論が出るのならば、結論に至るまでのプロセスをあれやこれやいじくらなくていい。その手間が省ければ、必然的にスピードもアップします。 p55

 

私が会議に求めているのは、「スピードアップ」と「コミュニケーション不足の解消」です。マスコミには会議のスピードの速さばかりが取り上げられますが、じつは社員や部署間のコミュニケーションを深め、全社員に同じ認識を持ってもらうことも会議の重要な目的になっている。 p67

 

目の前の仕事を必死に追いかけることも大切ですが、それと同時に、その仕事がどんな利益につながるのかを考えてみる。求めるべき結果を明確にすることで、仕事というゲームはいっそう面白くなるのです。 p114

 

会社組織は森の生態系と同じです。植物社会の掟は「競争・共生・我慢」の三つ。会社も、社員が競争・共生・我慢することで成長を続けていけます。

「競争」は大いに歓迎すべきで、かつ社内での競争は厳しくあるべきものです。

「共生」とは社員がゲーム感覚で仕事に取り組み、チームワークを強固にして、一丸となって成果をあげるための組織としての根本的な仕組みです。

「我慢」は会社という一種の社会である以上、必要不可欠なものです。 p204

 

アクションプラン:

デッドラインを必ず設定する。