『意思決定力』
平成26年1月1日 読了 43分
まとめ:
意思決定の流れ
1.目的観を明確にする
2.情報のインプット
3.選択肢の抽出
4.シミュレーション
5.意思決定し、行動する
6.リカバリー力をつける
7.常に意思決定力を鍛える
目次:
プロローグ
STAGE1 なぜ今こそ「意思決定力」が必要なのか?
STAGE2 大前提となる「基本ルール」を理解しているか?
STAGE3 「情報のインプット力」を鍛える
STAGE4 インプットした情報から、「選択肢」を抽出する
STAGE5 「シミュレーション力」を鍛え、意思決定する
STAGE6 意思決定で失敗しない、「リカバリー力」を蓄える
STAGE7 毎日のトレーニングで「意思決定力」を鍛える
キーワード:
無意識に「チャンス」を見送り、「リスク」を育ててないか?
無意識の習慣となったことは、マイナスの行為に対しても同じく継続の作用があることを、決して忘れてはなりません。 p16
意思決定しないとは、もはや無意識に「チャンス」を見送っていること。それどころか、将来に向けて自ら「リスク」を育てる行為といっても過言ではありません。 p17
意思決定力が強い人・弱い人の「境目」を知っておく
意思決定力が強い人と弱い人には「境目」があります。わたしが見たところ、それは、「インディペンデント思考であるか否か?」。考え方の根っこに、最後に責任を取るのは自分という覚悟が備わっている人は、意思決定力が強いのです。 p22
一番大切なのは、自分の意思決定力を「信じる力」
一番大切な大前提ー それは、自分の意思決定力を信じる力です。 p28
自分を信じるために必要なものは、「準備と根拠」だというのがわたしの意見。
自分の判断が正しいという「信じる力」を強めるために、徹底的に準備をする。そうすれば「判断材料をインプットし、徹底的にシミュレーションした。あれだけやって決めたのだから大丈夫だ」というように考えることができます。 p29
「目的観」がないのに意思決定してはいけない
「何のために、意思決定をするのか?」
この点が明確になっていなければ、本当の意味で、意思決定力を鍛えることはできません。 p36
パソコン選びでわかる!意思決定の大まかなプロセス
1.まず、目的観を明確にする。
2.情報をインプットしていく。
3.情報をしぼり込んで、選択肢を抽出する。
4.選択肢ごとにシミュレーションする。
5.意思決定し、アクションに移る。
6.使いながら、リカバリーしていく。
p48
「内部要因思考」がないとリカバリー力はつかない
リカバリー力をつけたければ、失敗した要因をすべて自分に求める「内部要因思考」に切り替えましょう。さもなくば、単に失敗を重ねるだけになり、リカバリー力をつけるトレーニングなど一つもできません。 p124
内部要因思考とは、「すべては自分の責任である」と引き受けること。
厳しく響くかもしれませんが、裏を返せばすべては自分で決められるということでもあります。 p124
アクションプラン:
自分の意思決定力を信じる