『脳を「見える化」する思考ノート』
平成26年8月15日 読了 28分
まとめ:
「書く」ことで、初めて自分の「マイ・プロジェクト」が動き出す。
書くことで、思考が「見える化」し、より広く深く考えを巡らせることができる。
目次:
まえがき
1章 思考ノートとは何か
2章 なぜ一冊のノートが人生を変えるのか
3章 思考ノートの基本ルールと使い方
4章 ブレイン・ワークアウト
5章 夢を実現する思考ノート実践編
キーワード:
夢を実現する究極のノート術 p18
1.B5ノート一冊に、仕事もプライベートもすべての情報を書き込む
2.目標・TODO リスト・打ち合わせメモ・読書メモ・アイデアメモなどあらゆる発想を書きとめる
3.書くときは、キーワードを線や矢印でつないで関連性を持たせる
4.後から何度も見返して加筆し、発展させる
夢を追うのは楽しく、夢を書いたノートを見るのも楽しい p58
自分が何をしたいのか、何をすべきかを明確にし、その優先順位が常に頭の片隅に常駐している状態にすることです。それが、「ノートに書き、何度も見返す」ことなのです。
人が言ったことより自分が感じたことを書く p70
本当に重要なことは、誰かが言ったことだけをメモすることではなく、その瞬間瞬間に、自分自身がどう感じ、何を考え、今日から何をすべきか、を書き残すことです。
つまり、他人が発信した情報に対し、刺激を受けて自分が感じた感想、インスパイアされて生まれた思いつきや発想を書きとめることで、自分だけのオリジナルの発想や知恵に転換されるのです。これは単に他人の知恵を学ぶ以上の価値があります。
潜在意識下で熟成される p75
まったく無関係と思われた発想と発想が合体する、つまり「クロススパーク」を起こし、思ってもみなかったアイデアが導き出されることもあります。そんな「発想の連鎖」が起こることも思考ノートの醍醐味の一つです。つまり、
頭の中で考える
↓
ノートにアウトプットする
↓
脳の潜在意識に格納され、日常生活の中で自動的に思考が熟成される
↓
再びノートを開くと、別のアイデアがひらめく
↓
ノートにアウトプットを追加する
↓
また脳が自動思考を始める
ということです。
脳を「見える化」する六つのステップ p138
「ブレイン・ワークアウト」
自分の脳みその中身を全部吐き出し、自分がやるべきこと、やりたいことを明確にし、実現に向かう方法(脳を「見える化」する方法)
1.自分の欲望をすべて書き出す
2.今やらなくてはいけないTODOを書き出す
3.優先順位をつける
4.行動レベルのTODOにブレークダウンする
5.処理したら消し込んでいく
6.常にリバイズしていく
アクションプラン:
書き出して整理する