アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

『あなたの人生を変える睡眠の法則』

 

朝昼夕3つのことを心がければOK!  あなたの人生を変える睡眠の法則

朝昼夕3つのことを心がければOK! あなたの人生を変える睡眠の法則

 

 平成26年11月19日 読了

 

まとめ:

 「作業療法士の仕事は、その8割が患者さんのやる気を引き出すことです。」

 やる気が湧き上がるのに必要な条件は、脳がしっかりと目覚めていることと、脳の中の記憶が整理されていること。この2つの条件を可能にするのが、睡眠です。

 質のよい睡眠をとるには、ヒトのからだが刻んでいるリズムを知り、うまく活用することが必要です。

 毎日必ず行う、最も身近な作業である睡眠。この生理的な現象を最大限に活用する。これこそが、一番手軽で、しかも効果的にやる気を引き出す法則なのです。

                     ー「はじめに」から引用

キーワード:

やる気になるシチュエーションとは p18

 50%はすでに知っている状況だけど、残りの50%は未知の領域、というシチュエーションで最もやる気が引き出されます。

 この理論のもとは、ロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキーによって提唱された「発達の最近接領域」です。

 

50%の冒険をする p22

 「他者がいれば解決できる課題領域 ー ひとりで解決できる課題領域 = 発達の最近接領域」であり、ヒトが最もやる気になり、最も成長しやすいシチュエーションです。この割合は、他者がいれば解決できる課題領域が50%、ひとりで解決できる課題領域が50%であるときが最適です。

 課題の50%が未知の冒険になるように、取り組む課題を設定すればいいわけです。

 些細な体験でも、1つ1つが確実に自分の経験になっていれば、その組み合わせで、どんな場面にも、50%は経験がある「発達の最近接領域」にすることができます。

 

睡眠を司る3つのリズム p32

メラトニンリズム

睡眠ー覚醒リズム

深部体温リズム

 

3つのリズムからの大原則 p39

 「起床から4時間以内に光を見て、6時間後に目を閉じ、11時間後に姿勢を良くする」

 

目次:

第1章 やる気にはメカニズムがある
第2章 やる気の警告サインをキャッチする
第3章 朝5分―光の法則
第4章 昼5分―負債の法則
第5章 夕方5分―体温の法則
第6章 眠りの悩みを解決する

 

アクションプラン:

起床から4時間以内に光を見て、6時間後に目を閉じ、11時間後に姿勢を良くする