アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

『ビジネスは論理力』

 

ビジネスは論理力―MBAでは学べないロジカル・シンキング

ビジネスは論理力―MBAでは学べないロジカル・シンキング

 

平成26年11月24日 読了

 

まとめ:

 ビジネスでは「論理性」が求められる。

 ビジネスには必ずコミュニケーションをする相手が存在する。「論理性」には、相手にわかりやすく、誤解のないように伝えることが求められる。そして、限られた時間の中で、相手に納得してもらい賛同してもらうことが必要である。

 論理的思考の基本は「前提→推論→結論」の流れが一貫していること。この道筋がしっかりしていることが必要である。

 論理的に情報を入力し、論理的に解釈した後に、論理的に伝える。相手が理解できるアウトプットをするためには、情報の入力段階で的確に情報を捉えながら理解することが必要である。コミュニケーションの目的を明確にし、話の道筋を追いかけながらポイントを把握する。会話の中で事実と意見をしっかりと分けて情報を整理していく。情報の整理には、「構造化」や「フレームワーク」を用いるとシンプルに理解することができ、記憶にも残りやすい。

 

キーワード:

ビジネスで求められる「論理性」とは p14

①わかりやすく伝える

②誤解のないように伝える

③限られた時間内におさめる

④相手にとって納得性がある

⑤聞いている人が賛同できる

 

論理力思考の基本とは? p24

「前提→推論→結論」の流れが一貫していること

・前提と結論をつなぐ道筋の正しさ

 →前提と結論との間の関係に矛盾がなく整合的であること

・推論が結論を支えるものになっている

 論理性を確保するためには、最終的に「だから〜、だから〜」でつながる道筋をつくっていくことが欠かせない。さまざまな可能性を探索し、それらの可能性を比較検討し、結論を支持する推論だけを残し、そうでない消去できるものは捨てる。そうしたプロセスが必要であり、それが「論理的思考」になる。

 

コミュニケーションのメカニズム p39

考え上手は聴き上手

 情報を取り入れる(選択する)際、しっかりとした基準をもつことが大事だ。その第一は、まずコミュニケーションの目的(会議の場合は議題やテーマ)を把握することである。何のためにその会話をするのかをいつも頭に置いておくと、聞くことも話すこともブレない。その目的に照らして、話の展開やポイントに注意するようになるはずだ。

コミュニケーションの目的を明確にする

話の筋、展開を追いかける

何がポイントなのかに注意する

事実と意見とを分ける

 これだけのことを意識するだけで、情報の入力段階は飛躍的によくなっていく。的確に、そして効率的になるはずである。

 

「構造化」は情報の受け入れ能力を高める p63

  「構造化」を一言で言えば、シンプルにした情報をつないで、ある1つの考えにまとめることである。

①目に見えない概念や思考をかみ砕いてシンプルな要素にする

②シンプルな要素を並べたり、重ねたり、つなげたりして配置する

③それによって元々の考えや概念が「家の骨格」のようにわかりやすくなる

④しかも「構造化」された情報は、部分と全体をしっかりと把握できるので記憶に残る

 

フレームワーク」思考は、思考を「標準化する」 p102

 自由に考えていい場合でも、思考の仕方には案外クセがあるものだ。ついやってしまうことに次の3つがあり、思考を狭めたり歪めたりしがちだ。

省略

 論理の「飛び」。前提からいきなり結論へ行ってしまうので、聴き手には意味がわからない。

一般化

 一例をすべてに結びつける。「だいたいこの会社はね」などと数名の人間しか観察できていないのに、「すべてだ」としてしまう。

歪曲

 モノゴトを自分の枠組みで解釈する。情報を把握する「視点」が一極しかない。

 こうした一般的に誰もが起こしてしまう思考のひずみをできるだけ解消していく助けとなるのが、「フレームワーク思考」だ。

 

目次:

第1章 論理力はビジネスマンの必須スキル
 1.「好き」に考えることと、「論理的」に考えること
 2.ビジネスで求められる「論理性」とは
 3.日本の日常生活では培われない論理性
 4.論理性を邪魔する習慣的反応
 5.論理的思考の基本とは?
 6.論理力の第一歩は、言葉を具体化すること

第2章 論理力がコミュニケーションの質を高める
 1.コミュニケーションのメカニズム
 2.アタマの中で絵や図を描く
 3.目的を明確にするだけで、結果は大きく違ってくる

第3章 「構造化」で思考を“見える”ようにする 
 1.概念をイメージ化し、直感的に共有できるようにする
 2.「構造化」は情報の受け入れ能力を高める
 3.「考え」を「構造化」するとは、どういうことか
 4.時間の流れで「並べる」プロセス思考
 5.どうしたら「構造化」して比べることができるだろうか

第4章 「MECE」は思考スキルの基礎
 1.MECEは論理力の基礎である
 2.「わかる」ためには「分ける」ことから始める
 3.さまざまなレベルの情報を“そろえる”
 4.MECEがわかれば、論理力は飛躍的にアップする
 5.考えのおよぶ範囲を広げ、ムダをなくす思考法
 6.共通の性質をもつものをひとまとめにするグルーピング
 7.分析と整理に役立つ「マトリックス」を使いこなす

第5章 演繹法帰納法は結論を導く推論の基本
 1.一般論を元に個別の結論を出す演繹法
 2.観察した複数の事例を元に結論を出す帰納法
 3.「仮説思考」は演繹法帰納法の両刀使い

第6章 課題を具体化する「ロジックツリー」を使いこなす
 1.ロジックツリーとは?
 2.課題を分析するWHATツリー
 3.深く原因を掘り下げるWHYツリー
 4.評論家にならないためのHOWツリー

第7章 「ピラミッド構造」で説得力を身につける
 1.「具体的な事実」から「こうすべきだという主張」までの構造化
 2.ピラミッド構造はリーダースキル

 

アクションプラン:

会話を図で理解する

 

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