アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

脳を創る読書

脳を創る読書

脳を創る読書

平成24年12月30日 読了

 

キーワードまとめ:

脳の想像力を十分に生かすためには、できるだけ少ない入力と豊富な出力を心がけるとよい p39

 

言語学チョムスキーの最も大きな発見の一つ

「人間の言語は単に単語が直列的に並んだものではなく、互いに結びついて文法的な木構造を作る」ということ p45

 

ライプニッツ級数」に見られる数学の美

単純性、対称性、意外性 p65

 

対称性の美しさは「対称性」が前提にある p68

 

直線は人間固有の能力の反映であり、人工物の象徴 p86

 

円を描くこと自体が高い知能を要する行為であり、人間に秘められた能力の現れ p89

 

脳は予想して先読みする p92

 

「サリーとアンのテスト」と「猫の写真を撮る男のテスト」

物と人のモデルの違い p102

 

 文字は自然発生的に生まれたものではなく、あくまで人工的に開発された記号(シンボル)だから、文化的な影響を強く受けやすい。 p106

 

言語能力を決める要因として読書量は当然関係してくる。読書は、足りない情報を想像力で補って、曖昧なところを解決しながら自分のものにしていく過程だから、常に言語能力が鍛えられることは間違いない。 p122

 

言語能力の性差

女性は「共感的な」傾向が強く、男性は「分析的な」傾向が強い。 p130

 

手書きでノートをとることも、考える能力そのものを鍛えるための作業。 p158

 

「電子化で脳が進化する」ことなどありえない。 p162

 

読書には「多読」と「精読」の両方が有効。 p164

 

紙の本と電子書籍をうまく使い分けることが必要。 p170

 

電子教科書を使うようになったら、考えるための時間、そして表現力を伸ばす時間をむしろ多くとらなくてはならない。 p180

 

「書く」行為を「手間」、「無駄」と考えるか否かが、知識を自分のものにできるかどうかの分かれ道。

書くことで、意識的に自分で考える時間や必要性が生まれる。 p185

 

アクションプラン:

意識して手書きを有効に活用する