クラウドHACKS! 同期と共有でラクチン・ノマドワークスタイル
クラウドHACKS! ―同期と共有でラクチン・ノマドワークスタイル
- 作者: 小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2010/12/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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平成25年2月10日 読了
まとめ:
クラウドによる「集合知」を活用
集合知から必要な情報を検索するための知識、つまり「メタ知識」を持っておくことが大切
チームで「集合知」を共有
集合知の限界を突破するためには、個人の能力を磨くことも重要
「ひとりの優れた思考とアウトプット」が求められる時代
目次:
はじめに
Chapter1 データハック ークラウドライブラリーとインデックス読書術
Chapter2 情報収集ハック ーエージェント活用と情報の自己組織化
Chapter3 ノマドワークハック ー遊牧とヨソモノ感覚
Chapter4 クラウドタイムハック ークラウド時間とライフログ
Chapter5 クラウドチームハック ープロセス管理とチーム連携
Chapter6 アウトプットハック ーアウトプット集中力と「天才」への近道
ChapterX クラウド手帳ハック ー点から線へ
キーワード:
クラウドによる「集合知」 p4
クラウドはスキルと知識を増やすインフラ
集合知から必要な情報を検索するための知識、つまり「メタ知識」を持っておくことが大切
知識の見出し(インデックス)
クラウド型組織 p10
理詰めで相手を納得させる議論ではなく、共通認識を確認し合う対話
メンバーを同期してプロジェクトを進めるためのリアルタイムコミュニケーションが重要
クラウド型リーダー
命令で仕事を進めるのではなく、チームメンバーの一体感で仕事を進めていく
全文検索で蔵書を「電子辞書」にする p38
OCR(文字認識)
「デジタル自分辞書」
読むべき本をクラウドから探し出す p42
入門書の読書がおすすめ
立花隆『「知」のソフトウェア』
入門書を選ぶポイント
①読みやすく分かりやすいこと
②その世界の全体像が的確に伝えられていること
③基礎概念、基礎的方法論などがきちんと整理されて提示されていること
④さらに中級、上級に進むためには、どう学んでいけばよいか、何を読めばいいかが示されていること
「インデックス読書術」 p44
クラウドに蓄積された情報を引き出し、活用する方法を知っていることが重要
頭の中にクラウドデータの「見出し(インデックス)」を持っておく
探索型の読書術
マインドマップで脳内インデックスを可視化 p49
頭の中にある情報を外部化することで、すっきり整理ができる
他人とアイデアを共有もしやすいのがメリット
iPadをデジタルライブラリーに変える p54
i文庫HD
PDFのファイル名を、著者名:書籍名.pdfで保存
クオリティ高い写真はフォトストックサービスを利用 p58
ロイヤルティフリーのストックフォトサービス
クリエイティブ・コモンズ作品を利用
Noncommercial(非営利):ビジネスでは使えない
No Derivative Works(改変禁止):手を加えずに使用
Attribution(表示):製作者の名前をクレジットとして表記
重要なウェブページはPDFで保存 p76
PDF Download
クラウドに蓄積されたデータを集合知に変える p90
インターネット上の「データ」→「情報」→「知識」→「知恵」→「集合知」
外に出て専門家の話を聞き、そして現場に行って文化人類学のように観察を行う、ここからイノベーションが生まれる p101
三種類のノマドオフィス p104
①ルーチンワークのための「作業オフィス」
②発想するためのゆったり「発想オフィス」
③高速アウトプットのための「アウトプットオフィス」
Google Calendar で自分にアポイントを入れる p138
「自分へのアポ」の入力
タスクを「見える化」する必要がある
「未来をデザインする」
スケジュールはGoogle Calendar で共有する p168
チームでのタイムマネジメント
各自の裁量で働く時間を決めていくよう、自主性を重んじることが重要
やる気を高める四つの自律性
①課題(Task) 何をするのか
②時間(Time) いつするのか
③手法(Technique) どのようなやり方でするのか
④チーム(Team) 誰と一緒にするのか
集合知の限界を突き破るアウトプット力をつける p200
集合知の限界を突破するためには、個人の能力を磨くことも重要
「ひとりの優れた思考とアウトプット」が求められる時代
無意識の領域に眠っている情報へアクセスする p202
KJ法のデメリット カードに書き出すことで無意識にある情報を排除してしまう
確実性と意外性は、トレードオフの関係にある
「分からないから作ってみよう」「分からない」式アプローチ
「分からない」ことから生まれるイノベーション
「わからない」という方法を実践する方法のひとつ p208
ツイッターで自分が「わからない」と思っていることについてつぶやく
読者がいることによって、流れが継続され、アイデアが引き出される
ロジカルに考えず、全体像をイメージする p210
ロジカルに考えては、思考のスピードが劇的に落ちてしまう
無意識の領域から意外なアイデアをアウトプットしようとする場合には、ロジックはじゃまになる
全体像のイメージ イメージ思考
異なるように見えたものの中に共通性を見つけ、つなげていく思考
「新しい組み合わせ」を見つけやすい
アウトプットしたあとに「編集者の目」で再構成する p230
しっかりとした編集プロセスを行うことで、アウトプットをより質の高いものへと昇華することができる
クリエイティブフレームワーク p248
SCAMPER
アクションマトリクス
3×3マトリクス
2×2マトリクス
絵コンテ
アクションプラン:
わからないことをツイッターでつぶやく