『35歳から仕事で大切にしたいこと』
35歳から仕事で大切にしたいこと―これからさき、成長していくために
- 作者: 村井勉
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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平成25年10月10日 読了 45分
まとめ:
35歳という年齢は、これまでのやり方を「がらり」と変え、40代、50代により飛躍するためのステップアップを始める時期。
ミドルクラスというのは、自分の頑張りだけではどうにもならない、と悟ること。
部下や会社の成長を自分の喜びとし励みとしていく、大きな器が必要となる。
目次:
まえがき
コミュニケーションのこと
部下のこと
上司のこと、マネジメントのこと
いつも心がけておくこと
お金のこと
この先、覚えておきたいこと
キーワード:
上からの指示を自分なりに咀嚼し、あれもこれもではなくて、「おれの部署ではこれをやるんだ」という指示を明確に出せるだけの判断力をつけないといけない。でないとミドルクラスの存在意義というのはいったいどこにあるのか。 p30
部下を指導するミドルクラスは、ネアカでなければならない、というのが私の持論である。技術陣が部下だったとしても、ネアカに対応する。それがインポッシブルをポッシブルにするのである。
部下の不可能を可能にするのは、そんなに難しいことではない。それはあなたのパーソナリティにかかっているとも言えるのだ。ネクラな上司のもとでは成果はあがらない。 p38
人間の能力など、はっきり言ってそんなに大差はないと思う。
知識や専門性というのは、目に見えやすいものである。
しかし、目に見えやすいものだけが大切かというと、そうではない。ネアカであったり、物事を肯定的にとらえるといったパーソナリティは、目に見えにくいものである。
目に見える範囲で部下を判断していると、とんでもない”能力”を持っている部下を見のがしてしまうことになるであろう。 p44
「自分の信じた一本の道を突き進みなさい。もしダメだったら平行して走っているもう一本の道が必ずあるはずだからそっちに乗り換えなさい」 p176
アクションプラン:
ネアカに対応する