『伝える力』
平成25年10月30日 読了 40分
まとめ:
「伝える」ために大事なことは、まず自分がしっかりと理解すること。
他者の意見に耳を傾ける謙虚な気持ちを持つ。
「伝える」ときの基本。「簡単なことは簡単に」「難しいことも簡単に」
目次:
はじめに
第1章 「伝える力」を培う
第2章 相手を惹きつける
第3章 円滑にコミュニケーションする
第4章 ビジネス文書を書く
第5章 文章力をアップさせる
第6章 わかりやすく伝える
第7章 この言葉・表現は使わない
第8章 上質のインプットをする
おわりに
キーワード:
「伝える」ために大事なこと。
それはまず自分自身がしっかりと理解することです。自分がわかっていないと、相手に伝わるはずがないからです。 p18
何かを調べるときには、「学ぼう」「知ろう」という姿勢にとどまらずに、まったく知らない人に説明するにはどうしたらよいかということまで意識すると、理解が格段に深まります。理解が深まると、人にわかりやすく、正確に話すことができるようになります。 p22
「伝える力」を高めるためには、自分が深く理解することが必要であるとわかります。
では、理解を深めるにはどうしたらよいのか。そのためには、まずはその前段階として、「自分がいかに物事を知らないか」を知ることからスタートするしかありません。そして、事実に対する畏れを持つことも大切です。 p29
「伝える力」に自信があってもなくても、最も大事なことは「聞く耳を持つ」ことです。そして、他者の意見に「謙虚である」ことです。 p35
物事を誰かに伝える場合は、独りよがりにならないようにすることです。そのためには、「もう一人の自分」を持って、それを育てていくとよいでしょう。 p122
「簡単なことは簡単に」「難しいことも簡単に」
これは、何かを伝えるときの基本です。 p154
「書く」行為や「話す」行為をアウトプットとすると、インプットは「読む」行為といえます。質の高いアウトプットをするためには、インプットがかかせません。
書くことを生業としている人、たとえば作家と呼ばれる人の多くは、若いころから現在に至るまで、実にたくさんの本を読んでいます。それこそ年間に300冊、500冊読む人も珍しくありません。
そうやって大量の知識を吸収し、自らの血肉にしています。また、技術的にも多くを学び、自分の作品に反映させています。
読書をすることが重要なのは、ビジネスパーソンも同じです。豊かな表現力や説得力のある文章を書くには、本を読むことがどうしても必要です。 p186
アクションプラン:
「簡単なことは簡単に」「難しいことも簡単に」