アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

『「考え方」の考え方』

 

「考え方」の考え方 すぐれた企画は30秒で伝わる

「考え方」の考え方 すぐれた企画は30秒で伝わる

 

 平成26年4月5日 読了 45分

 

まとめ:

イデアを生み出す人は、アイデアを生み出す「考え方」を知っている。

 

目次:

プロローグ

イデアマンとはアイデアの「考え方」を知っている人

1章 始動 スターター・キット

考え方1 はじめにゴールを見る

考え方2 とりあえず書き始める

考え方3 ルビッチならどうする?

考え方4 必ず正解がある

考え方5 アイデアはある日突然ノックする

2章 環境 シチュエーション

考え方6 制約はチャンス

考え方7 立ち位置は関係ない

考え方8 アイデアは夜作られる

考え方9 機は熟す

3章 技術 テクニック

考え方10 笑えること

考え方11 具体的であれ

考え方12 逆転の発想

考え方13 引き算の美学

考え方14 積極的に模倣する

考え方15 ネーミングのコツ

4章 品質 クオリティ

考え方16 タイムリミットは30秒

考え方17 アイデアは美しい

考え方18 最後に勝つのはオリジナル

エピローグ 

すぐれたアイデアは、あしたの普通

 

キーワード:

この章のまとめ p61

考え方1 はじめにゴールを見る

すぐれたアイデアはゴールシーンから生まれる。平凡な一般人になって成功した完成形を見据える。そのとき何か浮かんでくるイメージがあれば、それがアイデア

 

考え方2 とりあえず書き始める

イデアを考える上で最も大きな障壁は怠け心。最初の1行までが長い。だが、腕組みして悩むより、とにかく書き始めることでアイデアは飛躍的に降臨する。

 

考え方3 ルビッチならどうする?

ワイルダーは筆が止まると、師匠のルビッチならどうするだろうと自問した。するとルビッチが乗り移ったように筆が進んだ。あなたのルビッチは誰だろう。

 

考え方4 必ず正解がある

イデアには必ず正解がある。それは一石三鳥も四鳥もある完璧な正解。アイデアを考えているときに胸騒ぎがすれば、正解は近い。安心して考えを巡らそう。

 

考え方5 アイデアはある日突然ノックする

イデアマンとはメモ魔のこと。アイデアとは、脳内の2つの知識が結びついて誕生するが、その瞬間はある日突然やってくる。常にメモれる態勢でいよう。

 

この章のまとめ p104

考え方6 制約はチャンス

人は制約の下でこそ、知性という翼を自由に羽ばたかせる。制約はむしろチャンス。それを乗り越えることで、素晴らしいアイデアが降臨する。

 

考え方7 立ち位置は関係ない

イデアを考える特権的な地位や職業はない。誰でも考えていいし、情報はどこにでも転がっている。議事録は末端の人間が優位に立てるチャンス。

 

考え方8 アイデアは夜作られる

時間のないとき、締め切りが迫ったとき、一刻の猶予もないときほどすぐれたアイデアは降臨する。どんなプレゼンの準備も48時間あればできる。

 

考え方9 機は熟す

イデアは時代が作る。今、あなたに降臨したアイデアも、同時に何人にも降臨している可能性が高い。だから1秒でも早く具現化したほうがいい。

 

この章のまとめ p163

考え方10 笑えること

すぐれたアイデアは笑える。逆に言えば、笑える時点ですぐれたアイデア。情報の洪水の中でユーモアは人々の目に留まる。それは万国共通である。

 

考え方11 具体的であれ

すぐれたアイデアは具体的。ディテールの中にクリエイティブの神は宿る。アイデアは誰か1人に向けて考えると、より具体的に面白くなる。

 

考え方12 逆転の発想

すぐれたアイデアは逆転の発想から生まれる。最初は奇異に映っても、やがてスタンダードに。使い方によっては逆転満塁ホームランになる。

 

考え方13 引き算の美学

すぐれたアイデアは引き算から生まれる。黒澤監督は省略の名手だった。引くことで何を見せたいかが浮き彫りになり、結局プラスに。

 

考え方14 積極的に模倣する

すぐれたアイデアは時を超えて受け継がれる。先人の模倣は恥ずべき行為ではなく、逆に無知こそ罪。ただし、ちゃんとリスペクトしよう。

 

考え方15 ネーミングのコツ

ネーミングの立案で最大の障壁は自分。最初の案は保留し、ベストプランの降臨を待とう。大事なのは”語感”。気に入った語感はストックしておこう。

 

この章のまとめ p199

考え方16 タイムリミットは30秒

すぐれたアイデアは30秒で説明できる。シンプルで、面倒くさくなくて、子供でも理解できる。30秒で説明できなければ、それはアイデアじゃない。

 

考え方17 アイデアは美しい

すぐれたアイデアは美しい。思想、構造、見た目が美しい。もし美しくなければ、頭の中にそっとしまっておいたほうがいい。

 

考え方18 最後に勝つのはオリジナル

好きなことは得意分野になる。少々オーダーと違っても、あなたの得意分野に企画を引き寄せよう。オリジナルに勝るアイデアはないのだから。

 

僕は、最もすぐれたアイデアとは「明日の普通」だと思います。

あしたの普通ー世紀の発明でもなんでもなく、誰もがそれを発案できる立場にいて、発案された次の瞬間から、もう普通になっているもの。 p203

 

アクションプラン:

はじめにゴールから見る