アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

『伝え方が9割』

 

伝え方が9割

伝え方が9割

 

平成27年4月12日 読了

 

まとめ:

 伝え方には技術がある。

 実は、伝え方は学べる。

 それを知っている人は少ない。

 

キーワード:

「イエス」に変える3つのステップ p56

ステップ1 自分の頭の中をそのままコトバにしない

 今まで「ノー」だったものを「イエス」に変えるには、今までの方法をやめてみましょう。まず、ステップ1では、頭で思ったことをそのまま口にするのはやめることです。

ステップ2 相手の頭の中を想像する

 ぐっと、そのまま口にするのをこらえ、お願いに相手がどう考えるか/ふだん相手は何を考えているか、相手の頭の中を想像します

ステップ3 相手のメリットと一致するお願いをつくる

 相手の頭の中をもとに、コトバをつくっていきます。

 ここで、大切なのは相手の文脈でつくることです。つまりお願いを相手に、「イエス」となるものにします。結果的にあなたの求めていることが達成できればいいのです。

 

 

「イエス」に変える「7つの切り口」 p62

1.相手の好きなこと

2.嫌いなこと回避

3.選択の自由

4.認められたい欲

5.あなた限定

6.チームワーク化

7.感謝

 

コトバエネルギーをどう生むか p121

 強いコトバをつくるのに必要な、「コトバエネルギー」をどう生み出すか?

 その方法は、ジェットコースターの原理と同じです。コトバに高低差をつけてあげれば、エネルギーは生まれるのです。

 

「強いコトバ」をつくる5つの技術 p122

1.サプライズ

 ー超カンタンだけど、プロも使っている技術

 サプライズワードを、自分が驚いたときではなく相手の心を動かしたいときに使う。

2.ギャップ法

 ーオバマ氏、村上春樹氏も使う心を動かす技術

 ギャップをつくれば感動をつくることができる。

3.赤裸裸法

 ーあなたのコトバを、プロが書いたように変える技術

 赤裸裸ワードを入れれば、生命力あふれるコトバに変わる。

4.リピート法

 ー相手の記憶にすりこみ、感情をのせる技術

 リピートをすれば記憶に残し、感情をのせることができる。

5.クライマックス法

 ー寝ている人も目をさます、強烈なメッセージ技術

 クライマックスをつくれば、切れかけた相手の集中スイッチを入れられる。

 

目次:

はじめに 伝え方にはシンプルな技術がある

第1章 伝え方にも技術があった!

第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術

第3章 「強いコトバ」をつくる技術

おわりに

 

アクションプラン: 

「強いコトバ」を使う