見える化コミュニケーション
- 作者: 長尾一洋,小関由佳
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2010/01/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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キーワード:
「見える化日報」は社内ブログ p16
あくまでも「自分のため」に書く
「見える化日報」では、社員が仕事の過程でどう感じたのか、どう考えたのかを重視 p20
「見える化日報」には、「成功」「問題」「対策」「報連相」「GOOD&NEW」の5つを基本要素として入れる p24
NLP(神経言語プログラミング)のリフレーミングという手法を利用 p33
リフレーミングとは、その人が持っている思考の枠組み(フレーム)を変えること
コミュニケーションの要は「ストローク」 p46
「ストローク」は自分自身、また、相手の存在や価値を認めるための働きかけのこと
プラスの「ストローク」:なでる、さする、褒める、ほほえむ、あいさつする、感謝の言葉を述べるなど
もらって心地よいと感じる働きかけ
マイナスの「ストローク」:叱る、注意する、叩くなど
相手の存在を認めてはいるけれど、もらった側からすると、少しこころが痛いと感じるような働きかけ
効果的な「ストローク」の方法 p68
手放しで褒める
具体手的なことを褒める
ミスだけを責めない
具体的なことをダメ出しする
褒めて指導する
苦労をねぎらう
会社が満たすべき条件 p86
①会社と社員の間でビジョンの共有ができている
②会社と個人は対等な立場である「全個一如」という考え方がある
③自己の重要性を感じ他者からの承認が得られる
「全個一如」 p93
自分の所属する会社や組織のイメージをつくっている1人であるという責任と自覚を持って、振る舞わなくてはならない
考えなければ書けない日報にする p96
1人ひとりが頭を使って仕事をして、それに対して日々お互いにフィードバックすることが必要
PDCAからPSDSへ p102
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)
Plan(計画)→See(見える化)→Do(実行)→See(見える化)
事後の振り返りももちろん大切だが、事前に精度アップすることも大切
過去だけではなく、未来を見据える p136
経営数字は過去の集計であって、経営の先を見通すデータではない
経営の舵取りをするためには、後ろだけではなく前を見る
まとめ:
「見える化日報」を書くことで、社内のコミュニケーションを図り、企業や組織全体の結束を強めることができる。
「見える化日報」で大切なのは、適切なフィードバック(ストローク)と継続性。
アクションプラン:
Do(実行)の前後にSee(見える化)を