榊原式スピード思考力
- 作者: 榊原英資
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
平成25年2月26日 読了 56分
まとめ:
スピーディに思考し、スピーディに行動するには、論理的に「考える力」が必要。
自分とは異なる意見や環境に多く触れることで、思考の幅を広げることができる。
書くことで思考が整理され、知識が結びつき、創造力につながる。
失敗を恐れず、失敗から学んでいく。
目次:
第1章 疑うことの大切さ *考える力をつけるスピード思考
第2章 知識が感性を磨く *考える力をつけるスピード習慣術
第3章 脳を活かす暗記と復習 *考える力をつけるスピード訓練術
第4章 頭をやわらかくする方法 *考える力をつけるスピード行動術
キーワード:
すべての問題について、あらゆる議論があり、あらゆる意見がある p36
「考える力」というのは、そういった世間の風説に惑わされず、事実をきちんと見つめ、自分の頭で自分の意見を導き出すこと
人間の選択は常に間違っている可能性がある p44
いつまでも一つの価値観に縛られず、常に「常識」や「いままでの絶対的な真理」を飛び越えて発想する能力、スピード感あふれる思考力が必要になってくる p54
わからないけど、とにかく決めてスピーディに行動しなければならない。それが難局に直面したリーダーの役目 p68
重要なことは、勘を重視しつつも、できるだけその勘を裏付けるような論理を、「考える力」によってつくり出すこと p88
感性の部分と論理の部分を統合することによって、私たちははじめて成功率の高い選択を導き出すことができる
創造力を開花させるためにこそ、豊富な知識が必要 p100
失敗すれば、そこから必ず新しい発見が生まれる p138
「やりたいことをやる」ためには、シンプルに間近の目標を達成していくだけで十分 p141
書いていくことで自分の仕事における可能性や問題点などに気づき、それによって思考を整理・発展させていくことができる p159
「頭の固い人」にならないためには、価値観や環境の違う人たちの意見を積極的に聞き、いろいろな立場からの思考ができるようにする努力が必要 p175
アクションプラン:
一日の目標を確認し、確実に達成する
作業療法の世界を深く追求していくことも必要。
作業療法の世界に捉われず、広く外から作業療法を見つめ直すことも必要。
患者さんの多様性を理解するように、作業療法の多様性も理解できるように。