アウトプット日記

読んだ本、文献、作業療法に関する勉強会・研修会のまとめ。個人的な。

『気持ちをうまく伝える技術』

気持ちをうまく伝える技術

気持ちをうまく伝える技術

平成25年5月31日 読了 14分

 

まとめ:

 コミュニケーションの秘訣は、「自分も、相手も大切にすること」。

 自分の言いたいことをしっかりと伝え、相手からも不快に思われずに会話をするために。

 

目次:

プロローグ 言いたいことをうまく伝えよう!

第1章 コミュニケーションがうまくいかない理由

第2章 誰もが当てはまる自己表現の3タイプ

第3章 誰もがもっている会話を邪魔する「心のクセ」

第4章 言いたいことがしっかり伝わる話し方

第5章 信頼されるほめ方・叱り方

第6章 言葉以外で伝える方法

第7章 相手に好かれる聴き方

おわりに

 

キーワード:

コミュニケーションの鉄則はwin-winを目指すこと p16

アサーションの目的である「お互いにとって最良の関係を築く」ことはwin-winの関係をつくるということでもある

 

人が誰でももっている7つの権利 p30

1.私たちは、誰からも大切にしてもらう権利がある

2.私たちには、自分の行動を自分で決める権利がある

3.私たちは誰でも間違いや失敗をし、それに責任をもつ権利がある

4.私たちには、「NO」と言って断る権利がある

5.私たちには、自分のほしいものを選んだり、要求する権利がある

6.私たちには、途中で自分の考えや気持ちを変更する権利がある

7.私たちには、あえて自分の考えや気持ちを伝えない権利もある

 

人の心には「思いこみ」という壁がある p49

あなたが、あなたらしく人と会話するには、自分がどのような思いこみをもっているかを知り、それがマイナスに働かないようにコントロールすることが大切

 

相手への配慮+気落ちが伝わるDESC法 p66

1.D(Describe)― 気になっている事実を客観的に表現する

2.E(Explain)― 自分の気持ちを素直に説明する

3.S(Specify)― どのように変えてほしいか、具体的な提案をする

4.C(Choose)― 新たな提案をする(相手に選んでもらえるように)

 

プレゼンや会議で効果的なPREP法 p80

P(Point)― 最初に伝えたい結論、要点を述べる

R(Reason)― 次にその理由を述べる

E(Example)― 具体的なデータ・実例・事例などをあげる

P(Point)― もう一度最初に述べたポイントを繰り返す

 

ほめ上手になる5つの法則 p94

1.表情や態度を加えてほめる

2.相手の名前を添える

3.変化をほめる

4.繰り返しほめる

5.Iメッセージでほめる

 

傾聴に欠かせない5つのポイント p118

1.ポジション ― 話す前の心がまえ

2.アイスブレーキング ― 質問

3.ペーシング ― 耳から入る情報を合わせる

4.ミラーリング ― 目から入る情報を合わせる

5.リフレイン ― 言葉を合わせる

         (オウム返し、部分返し、要約、価値観をくみ取る)

 

アクションプラン:

自分の「思いこみ」を知る