『気持ちをうまく伝える技術』
- 作者: 大部美知子
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2009/11/16
- メディア: 単行本
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平成25年5月31日 読了 14分
まとめ:
コミュニケーションの秘訣は、「自分も、相手も大切にすること」。
自分の言いたいことをしっかりと伝え、相手からも不快に思われずに会話をするために。
目次:
プロローグ 言いたいことをうまく伝えよう!
第1章 コミュニケーションがうまくいかない理由
第2章 誰もが当てはまる自己表現の3タイプ
第3章 誰もがもっている会話を邪魔する「心のクセ」
第4章 言いたいことがしっかり伝わる話し方
第5章 信頼されるほめ方・叱り方
第6章 言葉以外で伝える方法
第7章 相手に好かれる聴き方
おわりに
キーワード:
コミュニケーションの鉄則はwin-winを目指すこと p16
アサーションの目的である「お互いにとって最良の関係を築く」ことはwin-winの関係をつくるということでもある
人が誰でももっている7つの権利 p30
1.私たちは、誰からも大切にしてもらう権利がある
2.私たちには、自分の行動を自分で決める権利がある
3.私たちは誰でも間違いや失敗をし、それに責任をもつ権利がある
4.私たちには、「NO」と言って断る権利がある
5.私たちには、自分のほしいものを選んだり、要求する権利がある
6.私たちには、途中で自分の考えや気持ちを変更する権利がある
7.私たちには、あえて自分の考えや気持ちを伝えない権利もある
人の心には「思いこみ」という壁がある p49
あなたが、あなたらしく人と会話するには、自分がどのような思いこみをもっているかを知り、それがマイナスに働かないようにコントロールすることが大切
相手への配慮+気落ちが伝わるDESC法 p66
1.D(Describe)― 気になっている事実を客観的に表現する
2.E(Explain)― 自分の気持ちを素直に説明する
3.S(Specify)― どのように変えてほしいか、具体的な提案をする
4.C(Choose)― 新たな提案をする(相手に選んでもらえるように)
プレゼンや会議で効果的なPREP法 p80
P(Point)― 最初に伝えたい結論、要点を述べる
R(Reason)― 次にその理由を述べる
E(Example)― 具体的なデータ・実例・事例などをあげる
P(Point)― もう一度最初に述べたポイントを繰り返す
ほめ上手になる5つの法則 p94
1.表情や態度を加えてほめる
2.相手の名前を添える
3.変化をほめる
4.繰り返しほめる
5.Iメッセージでほめる
傾聴に欠かせない5つのポイント p118
1.ポジション ― 話す前の心がまえ
2.アイスブレーキング ― 質問
3.ペーシング ― 耳から入る情報を合わせる
4.ミラーリング ― 目から入る情報を合わせる
5.リフレイン ― 言葉を合わせる
(オウム返し、部分返し、要約、価値観をくみ取る)
アクションプラン:
自分の「思いこみ」を知る