『すぐに稼げる文章術』
- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: 新書
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平成25年7月13日 読了 50分
まとめ:
本来最優先して考えなければならないことは、「どう書くか」より、文章が「どう読まれるか」 p10
目次:
第1章 「どう書くか」より「どう読まれるか」
第2章 【初級編】こんな悪文を反面教師に
第3章 【中級編】実務文はこう書けば生まれ変わる
第4章 【上級編】ネットで生き残る知恵
第5章 発想の訓練法
第6章 こうすれば稼げる Q&A
第7章 文章で稼ぐための必読33冊
あとがき
キーワード:
文章を書くときは、1.まず歴史に遡る、2.他国の例と比較する、この2つは必ず押さえておくべき方法論です。 p14
「読ませるための7つのポイント」 p34
1.自分の体験や見聞を挙げてみる
2.現在起きている例を3つ程度は挙げてみる
3.横軸としての比較
4.縦軸としての歴史検証
5.反論を想定する
6.論点を整理する
7.できたら専門家の意見も取り入れてみる
これだけは気をつけたい基本の基 p37
1.接続詞の多用に注意
2.「です」「ます」調は大リーグ養成ギブス
3.句読点は呼吸のリズム
4.誤字が生まれる法則
5.引用は一字一句正確に
6.用語・表記の統一
7.漢字を使いすぎない
文章を書いていくと、自分が分からないことや次に調べたいことが確実に明確になります。考えて書いて、調べてまた書く。その作業を繰り返していかなければ、次のステップへは進めません。つまり、書くことと考えることはほぼイコールなのです。 p129
何かでお金を取ろうと思ったら、目安として最低1万時間はやり続けなければならない p134
難しいことを易しく書くためには、1.具体例、2.引用、3.2つのものを結びつけるレトリック、この3点を明確にすることが必要です p134
次の4項目は井上ひさしさんが言っておられることです。おもしろい文章とは何か、ということの急所を突いています。 p135
一、一見くだらないことは真面目に書く。
一、難しいことは易しく書く。
一、易しいことを深く書く。
一、深いことをおもしろく書く。
プロとしてお金を取れるようになるためには、何につけても1万時間は1つのことに取り組まなければなりません。 p174
アクションプラン:
「どう読まれるか」を意識して文章を書く