『仕事の成果が激変する知的生産ワークアウト』
仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー
- 作者: 奥野宣之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/05/28
- メディア: 単行本
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平成25年7月28日 読了 44分
まとめ:
勉強や留学、転職よりも、もっと安全かつ確実で、見返りの大きい道がある。
それは「知的生産力を高める」こと。
日常的なことに小さな工夫を加え、小さな+αを積み重ねる。このようなアプローチで、結果的に大きな差を生むこともできる。
目次:
はじめに
PART1 発想からアウトプットをつくる
SKILL1 インプット―生活の中で知識を補強し頭の基礎体力をつける―
SKILL2 発想とアイデア―情報に対するレスポンスをよくする―
SKILL3 アウトプット―「型」と「道具」で自分を囲い込む―
PART2 生きた時間をつくる
SKILL4 目標と計画―「自分会社」の経営計画を持つ―
SKILL5 時間管理―時間の空費をなくす―
SKILL6 集中―「没頭状態」をつくる仕掛け―
PART3 創造的な環境をつくる
SKILL7 情報整理―生産性を意識しながら低コストに管理―
SKILL8 モノ生理―モノの増殖をコントロールする―
SKILL9 空間の活用―「場の力」を利用して快適に作業する―
おわりに
キーワード:
To Do 02 読書は「これから体験すること」とリンクさせろ p26
→知識と体験の両面から学習効率をアップさせる
「体験した情報」と「読んだ情報」が、互いに参照されるようになります。ただ、読む、またはただ体験するより刺激的で記憶に残るインプットができるし、景色や体験から「発見」をする可能性もぐんとアップします。
To Do 15 アイデアに詰まったら、本屋に行ってすべての棚に目を通せ p71
→本が刺激となってどんどん発想が湧いてくる
「発想」とは野球のバッティングのようなもの。こちらに向かってくるボールを打ち返すように、ある情報が自分の方に飛んできたとき、そのレスポンスとしてアイデアや意見が生まれる。
To Do 27 まずは「商用日本語」を書けることを目標にしよう p117
→書類やメールの文章が格段にうまくなる
「商用日本語」とは、ただ「読んでもらう」「メッセージを伝える」ということのみに特化した文章。
「字面をよくすること」はあらゆる文章が直面する最初のハードル。
「商用日本語」を書くのにセンスや才能は要りません。ごく単純に、ひらがなを多くしたり、難しい言い回しを避けたりと、「読み手に負担をかけないよう、親切に書くこと」が最大のコツ。
瞬間的に人の心を動かすための言葉に要るのは、論理性でななく「親和性」
To Do 33 「あと何年生きるか」とりあえず決めて年表をつくってみよう p144
→人生設計を考えるスタートラインになる
「〆切から逆算する」
「死」や「老い」といったリミットを意識して、シビアに決めておく
「仮」であっても寿命を意識して、覚悟しておくことが、目標設定の第一歩
To Do 38 十五分だけでいいから毎日「難題タスク」に手をつけよう p168
→目を慣らすことで簡単だと思えるようになる
同じ時間に、同じようにやると決めてしまう
「慣れ」は人間の持つ能力の中でも最強のもの
To Do 73 ストレスを感じたら、何も読むな。夜空を見よう p280
→目と頭を強制的にオフにして、リラックスさせる
読まない。遠くを見る。自分のことを考えない。
いったん忘れてからまたその問題を考え出すと、まったく大したことがない問題に思えたり、それまで考えもしなかったような解決の糸口が見つかることも多い
アクションプラン:
やまとことばを使って「愛想のいい文章」を書く